
第161話:コロナ禍で経営者が自分に問うべき2つの質問
前回のコラムでは、コロナ禍により銀行の倒産が多発するような「超緊縮時代」ともいえる状況が来るであろうことを書きました。 いまはまだ「それほど大げさでは…」と多くの人が思うところではあると思いますが、なんといっても人間は感情の生き物です。志村けんさんや岡江久美…
「特別ビジネス」の構築で利益3倍化を実現
自社の独自の強みで競合を凌駕したい、不毛な価格競争から脱却したい、さらなる成長のため経営を仕組みでまわしたい……そんな経営者の方々のための、気づきやヒントをつづった専門コラムです。ぜひご活用ください。(毎週水曜日更新)
前回のコラムでは、コロナ禍により銀行の倒産が多発するような「超緊縮時代」ともいえる状況が来るであろうことを書きました。 いまはまだ「それほど大げさでは…」と多くの人が思うところではあると思いますが、なんといっても人間は感情の生き物です。志村けんさんや岡江久美…
「ここまで人がいないとなんか居心地が悪いですね…」── 毎月1回会食をしながら打ち合わせをしているT社長が、定例会場である料理屋にお客さんがまったく入ってない様子を見てそう言われました。 「飲食は本当に苦しいなあ」としみじみおっしゃるT社長に私はご助言しまし…
「うちの最大の問題は集客なんですよー!」── 先月に当社にご相談にこられたサービス業D社の社長が開口一番にこうおっしゃいました。 詳しくお聞きすると、サービスレベルは間違いなく業界水準よりも上だし、価格設定もお値頃感があるはずなので、あとは告知がうまくいけば…
「うちの営業の連中はとにかく忙しそうなんですけど、肝心の売上が伸び悩んでいまして…」── 先日、個別相談にお越しになったF社長からのご相談です。 自社の営業マンは顧客からとても頼りにされ、しっかりと顧客に入り込んでいる様子なのだが、肝心のクロージングが弱いの…
「競合分析ってたしかに害がありますね。うまくいっているところほど真似したくなりますから…」── 拙著「利益3倍化を実現する『儲かる特別ビジネス』のやり方」をお読みいただいた経営者の方から感想をいただきました。 同書では、競合と差別化するために競合のやっている…
「中川さん、やっとうちも組織っぽくなってきました」―― 当社のコンサルティングの終盤に差し掛かったF社の社長がこう言われました。 「いままで優秀な社員をありがたがっていましたが、そこが落とし穴でした」― F社長は嬉しそうに言葉を続けます。「着目すべきは、むし…
「社員を鍛えるってことが、わかっていたようで全然わかっていなかったです」―― 今年から当社のコンサルティングに取り組まれている、サービス業のN社の社長の言葉です。 同社は気の強いN社長のリーダーシップもあって、いい意味で社内にピリッとしたしまった雰囲気があり…