
第56話:業績を伸ばす社長がつい熱くなる話題とは
「結局、うまくいく会社というのは他と何が違うんですかね?」— 先日コンサルティングの初回を終えたクライアントの社長と一献傾けていたときに出た話題です。 こちらは様々な企業を見てきたわけだから、業種や業態を超えたなにか普遍的な成功企業の特徴があるだろう…といったところでし…
「特別ビジネス」の構築で利益3倍化を実現
自社の独自の強みで競合を凌駕したい、不毛な価格競争から脱却したい、さらなる成長のため経営を仕組みでまわしたい……そんな経営者の方々のための、気づきやヒントをつづった専門コラムです。ぜひご活用ください。(毎週水曜日更新)
「結局、うまくいく会社というのは他と何が違うんですかね?」— 先日コンサルティングの初回を終えたクライアントの社長と一献傾けていたときに出た話題です。 こちらは様々な企業を見てきたわけだから、業種や業態を超えたなにか普遍的な成功企業の特徴があるだろう…といったところでし…
創業以来増収増益、残業や報連相の禁止などユニークな社内制度で注目される未来工業株式会社。以下、同社創業者の言葉です。 * 経常利益4000万円以上を出しているのは日本の企業のうち3%だけ。その3%の企業の真似をするのではなく、儲かっていない97%の企業がやっ…
関西弁に「必死のパッチ」という言葉があります。必死という言葉が「死ぬ気でやる」という意味でそもそも頑張り度MAXなのですが、必死のパッチはさらにその上、もうこれ以上頑張りようがないというレベルでやるということです。 そんな「死ぬ覚悟で全力を尽くす」ことができれば、おそらく…
創業期から社長の能力と頑張りで成長してきた会社の多くが、ある一定のレベルで成長が止まります。年商でいうと4~5億円、または業種によっては7~8億円あたり。そして、それは営業力の問題ではなく、社員に負荷がかかりすぎてそれ以上はこなせないという、会社の体制の問題…
「あいさつが大事だ」と社長が常日ごろ口にしている会社に限って、社員のあいさつができてなかったり。 あるいは「報連相を徹底しよう!」と社長が何度も社員に伝えても、社員からの報告はどうにも断片的だったり。 はたまた「お客様第一主義!」と打ち出しているのに、客とし…
成功者には謙虚な人が多いです。これは経営者しかり、スポーツ選手しかり。「いまのうちの会社があるのは社員のがんばりのおかげだ」とか、「今日勝てたのは相手のミスとチームメイトのプレーに助けられたからだ」とか。 例えばただいま絶賛活躍中の大谷選手も、23歳とは思え…
成功する経営者はどんな能力や考え方を持っているのでしょうか。仕事柄よく聞かれる質問ですし、自分自身も長年考えてきた問いでもあります。 しかし、「その言葉が言っていることよりも、言ってないことを見よ」という哲学の命題に従うならば、成功する経営者が「持っていない…